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沖縄の歴史や文化を象徴する三線が、国の伝統的工芸品に指定されました。県三線製作事業協同組合の渡慶次道政理事長は、三線が「国の伝統的工芸品」に指定されたことを報告しました。
「国の伝統的工芸品」の指定には、製作技法や原材料が「100年以上の歴史を有す」など、5つの要件が課せられています。三線を継承させる上では、職人の後継者不足や原材料の確保といった課題があり、2年前から県の支援を受け、三線を普及させる活動を続けてきました。
重要無形文化財「琉球古典音楽」保持者の人間国宝照喜名朝一さんは「もう気持ちは天に昇るような気持ちですよ。これは国の宝だなと思っています」と話していました。
伝統工芸品に指定されたことで、今後は国からの補助を受けて、普及に努めることができるということです。