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アメリカ軍の伊江島補助飛行場で、新たに整備されている着陸帯がほぼ完成しているのを11月5日、QABのカメラが確認しました。
アメリカ軍・伊江島補助飛行場内にあらわれた、白い舗装が目立つ一角。これは、戦闘機を前線に輸送する強襲揚陸艦の甲板に見立てた着陸帯、通称LHDデッキです。垂直に離着陸を行う航空機に対応するため、高温の排気にも耐える特殊なコンクリート舗装に改修する工事が進められていました。
この着陸帯を使って訓練するとみられるのは、普天間基地のオスプレイ。それに、岩国基地のF35B戦闘機です。着陸帯について、アメリカ軍の装備に詳しい専門家は、「今後、日米の共同訓練で自衛隊が使用する可能性も指摘するなど、訓練の激化」を懸念していました。
一方、伊江村には運用開始時期などの情報提供はありません。沖縄防衛局は取材に対し、「米側とは平素から様々な意見交換を行っていますが、細部についてお答えすることは、差し控える」と回答しています。