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松川正則宜野湾市長が26日県庁に玉城知事を訪ね、普天間基地の閉鎖返還と危険性の除去などを要請しました。
玉城知事と松川宜野湾市長の面談は、お互い知事と市長に就任後、初めてです。松川市長は玉城知事に対し、普天間基地の全面返還合意から22年が経過している現状を訴え、国と県、宜野湾市で構成する負担軽減推進会議の開催を求めました。
松川正則宜野湾市長「県の方でこれまでリードしていただいていますので、知事の方がアクションを起こしていただければ」
玉城デニー知事「(負担軽減)推進会議がこの間、しばらく開かれていませんので、早急に開くように」玉城知事はこのようの述べ、国に対して会議の開催を要請する考えを示しました。
一方、これに先立ち松川宜野湾市長は25日、米軍ヘリからのものとみられる落下物が発見された緑ヶ丘保育園を視察、保護者らと意見交換しました。
緑ヶ丘保育園神谷武宏園長「(普天間基地の)閉鎖返還は当たり前ですが、その前にやるべきことがあると思うんです」
これに対して松川市長は、飛行ルートも含めて危険性の除去は返還前にやるべきことだとして、県と調整して対応する考えを示しました。