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世界初の実施例です。県内2つの病院で、再生医療技術として注目される「細胞シート」の移植が行われました。

10月24日豊見城中央病院と中頭病院は、食道がんの手術をした患者の食道に、患者の細胞を培養した細胞シートを移植する臨床研究を行ったと発表しました。

研究では、術後、頻繁に必要になる食道を広げる処置によって傷ついた部分に細胞シートを移植することで治ることがわかりました。こうした手術後に、食道が狭くなる事例に対した処置で細胞シート移植を実施した例は世界で初めてだということです。