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玉城知事 就任後初めて代表質問

県議会の10月議会、玉城知事は就任後初めて県議会の代表質問に望みました。

辺野古の新基地建設阻止など政治姿勢について議論を繰り広げました船出、前途洋々とはいかなかったようです。

代表質問に初めて挑んだ玉城知事…

野党・自民党会派島袋大県議「翁長知事の遺志にもとづき、辺野古移設阻止を貫くとしている。一方で、国と話し合って解決したいとも述べている。辺野古移設問題を解決するならどちらに比重を置くのか知事の明確な姿勢をうかがいたい。知事が答えるべきです」

最初に質問したのは野党・自民党会派の島袋大議員、知事の政治姿勢をただしました。

玉城知事の答弁「対抗措置を講じた国の姿勢は県知事選挙で改めて示された民意を踏みにじるものであり到底認められるものではありません。国の主張を精査し、しっかりと対応していきますが、政府との対話も求めてまいります」

また、知事に代わって担当部局長が答弁すると…

池田竹州知事公室長「(辺野古新基地建設問題の解決に)玉城県政においても全力で取り組むこととしております」

知事に答弁を求めた野党が反発。このやりとりで、午前中、議会が一時紛糾、さらに…

島袋大議員「玉城知事の姿を見ていてですね、まずメモもしない、私の話を聞いているかもわからん。我々に対しても誠意を見せるという形にしていただきたいなというのを一言言っておきたいと思います」

また、那覇軍港の浦添移設について、選挙の時に移設の賛否を明確にしなかったことを問われた知事は…

玉城デニー知事「那覇港湾施設の返還が実現されれば、基地負担の軽減、跡地の有効利用による発展に寄与すると考えており、これまでの経緯をふまえ、浦添移設を認めることになると考えております」

島袋大県議「なんやかんや引っ張っておいて、最後は那覇軍港(の浦添移設)は認めます、やっていく、共産党さんに怒られますね」

野党側から厳しく追及される場面も見られた玉城知事の初船出。

来週22日には一般質問が行われ、今後の答弁に注目です。