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歴代最多得票の知事が誕生です。9月30日投開票された県知事選挙。初当選から一夜あけ、玉城デニーさんはあらためて、辺野古に新たな基地は造らせない決意を語りました。
30日の夜はわずか2時間半しか眠れなかったという玉城さん。1日朝、沖縄市の自宅前であらためて取材に応じました。
玉城デニー新知事「新しい基地の建設は認めないということと、1日も早い普天間の閉鎖・返還を政府、そして、米国政府にもあわせて求めていきたいというふうに思います」
翁長知事の遺志を継ぐ「後継者」として当選した玉城さん。辺野古の新基地建設を認めない県民が投じた票の重さを噛みしめました。午後には、那覇市の翁長家を訪ね翁長知事の仏前に当選を報告しました。
翁長樹子さん「よかった本当に」
呉屋守將会長「これからだね」
翁長樹子さん「とっても大変よ」
玉城デニー新知事「どうぞこれからも、一生懸命頑張りますから見守っていてください、本当にありがとうございましたと」
一方、この選挙結果について、1日菅官房長官は。
菅官房長官「(Q.辺野古移設を進める方針に変わりないか?)政府としては早期に辺野古への移設、普天間飛行場の返還を実現したい。そうした考え方に変わりはありません」
菅官房長官は新基地建設を進める姿勢をあらためて強調した一方で、玉城さんとの会談に前向きな姿勢も示しました。
玉城さんも就任後早期に会談を要請する方針ですが、4年前の翁長知事当選後は菅長官との会談に4カ月近くかかりました、初会談が早期に実現するのか、注目です。