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非常に強い勢力で沖縄地方を襲った台風24号。その被害の全容が明らかになりました。1日、県庁には県の幹部らが集まり、被害状況の報告と今後の対策を協議しました。
県によりますと、暴風によりサトウキビが根元から折れ曲がるなどこれまで農作物に10億円以上の被害が確認されています。
この台風によるけが人は、割れた窓ガラスで腕を切るなど、重傷2人を含む計50人です。さらに交通にも影響が出ていて、空の便では、那覇空港を発着する計868便が欠航になり、11万人以上に影響が出ました。
会議では、謝花副知事が、「台風25号も接近し、二次的な被害も懸念される」と話し、早期の復旧に努めるよう指示しました。
また、沖縄電力によりますと、一時は、県内で過去3番目に多い25万960世帯が停電し、1日午後6時現在も5万690世帯で停電が続いています。