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沖縄版統一地方選挙が9月9日に行われ、辺野古新基地建設問題をめぐる名護市議会議員選挙は与野党が同数となる結果となりました。
定数26に32人が立候補した名護市議会議員選挙は9日に開票が行われ、辺野古を容認する市政与党で13人。
反対、あるいは中立を合わせた、野党13人が当選し、議会勢力が拮抗する結果となりました。
当選した与党・比嘉忍さんは「国の専権事項ということで裁判も今、係争中ということで、やはりその辺をしっかり推移を見守っていくと」話しました。
当選した野党・岸本洋平さんは「今の市政の野党側がしっかりと議席を確保するというのは非常に重要で、県民に与える、今後発信するメッセージというのは市議会の中から発信されていくものがありますので、非常に重要だと思います」と話しました。
議会が拮抗する結果となったことを受け、渡久地武豊名護市長は9月10日午前、次のように述べました。「保守系議員が11人で、公明党さん含めて13人ということでございましたので、その議席は維持できたのかなと。県知事選挙へは弾みになるのではないかというふうな考え方もできます」
今回の選挙の結果が、30日の県知事選へどのような影響を与えるのか注目されます。