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県民投票の実施に向けた約9万3000筆の署名が県に提出されました。
署名を集めてきた市民団体「辺野古県民投票の会」のメンバーは県庁を訪れ、これまでに県内各市町村の選挙管理委員会が審査し、有効と認められた9万2848人分の署名を謝花副知事に提出しました。
辺野古県民投票の会の元山仁士郎代表は「9万2848筆の署名が集まりましたので、5日、沖縄県に本請求したいと思う」と話しました。
これに対して謝花副知事は、「翁長知事から県政を引き継いだ者として、しっかり皆様の思いを受け止めて、県議会にしっかり提出したいと思う。もし翁長知事がこの場にいたら、これだけのボリュームを見て、本当に喜んだと思う」と話しました。
集まった署名は、県民投票を実施するための条例を提案するのに必要な有権者の50分の1を大幅に上回っています。県は4日から20日以内に県議会に条例案を提出します。
辺野古県民投票の会の元山仁士郎代表は「(翁長知事が)私たちの思いとともにあったことを実感できてよかった。(知事選は)辺野古の新基地建設が最大の争点になると思うが、そうではなくて、経済政策や子育て、貧困や医療などいろんな個々人の関心があると思う。県民投票の場合は、辺野古の米軍基地建設の埋め立て(の是非)を問うものなので一票を投じる思いが違う」と話しました。
条例案は18日の週にも開かれる臨時議会に提案される見通しです。知事選と平行して、県民投票の条例案の審議も始まることになります。