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対馬丸撃沈事件から74年 小桜の塔で慰霊祭

8月22日で74年。歳月は過ぎても遺族の悲しみは癒えません。沖縄戦の始まる前の年、多くの子どもたちを乗せた疎開船「対馬丸」が撃沈されました。

その慰霊祭が行われました。74年前の22日、沖縄戦に巻き込まれないようにと約1800人を乗せた疎開船「対馬丸」が那覇港を出航。

鹿児島県沖でアメリカ軍の潜水艦に撃沈され、児童784人を含む1400人以上の尊い命が犠牲になりました。

対馬丸犠牲者の慰霊碑・「小桜の塔」で営まれた慰霊祭には、遺族など約400人が参列、手を合わせていました。

また、対馬丸記念館には、ことし新たに犠牲者7人の遺影が追加され犠牲者の数も2人増え全部で1484人となりました。

対馬丸記念館では現在、なぜ、沖縄戦が起きたのかを伝える企画展も開かれています。