※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

100回目の夏の甲子園、興南高校がきょう2回戦に挑みました。スタンド、そして地元沖縄からも大きな声援が送られる中、強豪・木更津総合に臨みました。

沼尻キャスター「興南2回戦、相手のチームカラーもオレンジですが照屋君、応援は負けないですよね?」

照屋君「日本一の応援を目指してきたので負けるわけにはいきません。絶対勝つぞ!」

100回目の夏、両スタンドがオレンジに染まった2回戦。地元沖縄からも、2勝目を目指し声援が送られました。

声援の後押しを受ける興南は1回ウラ、2つの四死球でチャンスを作ると4番・塚本大雅。ヒットが出るも相手の守備にはばまれ、得点はなりません。

すると続く2回、興南の守備がほころびます。ショートのエラーでランナーを許すと先制点を奪われます。

それでも何とか流れを引き寄せたい興南は食らいつきます。3回、ランナーを1塁に背負いますが。

エラーを取り返す、ショート勝連大稀のファインプレー。

勝連大稀選手「絶対に落としてはならないボールだと思って一生懸命追いかけました」

しかしその後も我慢の展開が続きます。5回表には、木更津総合1番・東智弥。さらにランナーを許したところで先発の藤木琉悠に代わり、宮城大弥がマウンドへ。

宮城大弥選手「(藤木さんから)任せたと言われたので自分がいくと言った」

この回を最少失点で切り抜け、反撃への流れを作ります。するとそのウラ、フォアボールからチャンスを作ると再び4番・塚本!

あと一歩届かない、1点。

その後、点差をつけられ迎えた9回。興南の攻撃は、2アウトランナーなし。打席には途中出場の當山尚志。

この夏を諦めるわけにはいかない。スタンドからも、地元沖縄からも応援の声はやみません。続くバッターは1番・根路銘太希。

興南の、そして沖縄の100回目の夏が、ここで幕を閉じました。

仲村匠平主将「100回大会という独特な雰囲気の中でできたという貴重な体験だった。次の世代は自分たちを越えてほしいと思います」

敗れた興南。しかし、学校の仲間たちからは健闘を称える言葉が送られました。