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県が先月行った学校の外壁の調査で、安全性に疑いのある、いわゆる“危険ブロック塀”が全体の4割以上になっていることがわかりました。
比嘉記者は「こちらが、今回の調査で建築基準法に適合しないとみられるブロック塀です。人の高さを優に超えていますし、下のコンクリート部分には、亀裂のようなものも見られます」とリポートしました。
先月、大阪北部で起きた地震で小学校のプールの壁が倒れ、児童が死亡した事故を受け、県では公立の幼稚園から高校、特別支援学校など合わせて717校のブロック塀について、高さや劣化状況を調査しました。
その結果、高さが2.2メートルを超えたり、補強がされていないなど建築基準法に適合しないとみられるブロック塀が全体の42.5%、300校で確認されたことがわかりました。
また目視で、ひび割れやぐらつきなどが見られるブロック塀も322校で確認されたということです。このような調査は今回が初めてで、県は市町村と連携して安全対策に取り組むとしています。