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知事選向け自民が人選で分裂の様相か

7月3日、元沖縄観光コンベンションビューロー会長の安里繁信さんが、11月の県知事選へ出馬を表明しました。これにより、自民党の候補者選考は分裂の波乱含みとなりました。

安里繁信さん「いろいろ熟慮に重ねてこの度、沖縄知事選挙に立候補する意思を固めました。きょうこの場をもって、出馬ということにかえさせていただきます」

安里さんは自民党県連の候補者選考委員会に名乗りを上げていますが、ここに来て自民党県連が党本部との意見交換で、佐喜真淳宜野湾市長に絞り込むことが確実視されてきたため、誰のための選考委員会なのかと反発。3日の出馬表明になったものです。

安里繁信さん「(Q:推薦がいただけなければ出ない?)いや、いただけないことを今、想定はしていません。この私・安里繁信が絶対、今の沖縄には必要だ」

自民党の知事選選をめぐっては、名乗りを挙げている前の南城市長の古謝景春さんが2日に会見し、出馬への強い意欲を示し、3日は安里さんが出馬を表明する事態になっています。

自民党県連は5日に選考委員会を開き、佐喜真市長で一本化する考えですが、その過程で自民党は分裂の事態を迎えています。