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事故からあすで59年です。アメリカ軍の戦闘機が墜落したうるま市の宮森小学校で、29日朝、慰霊祭が行われました。
1959年6月30日、整備不良のアメリカ軍の戦闘機が、うるま市石川の宮森小学校に墜落し、18人が死亡、210人がけがをしました。
宮森小学校の慰霊祭には、全校児童およそ400人と遺族が参加。遺族による講話や、児童の平和の詩の朗読が行われ、平和への思いを新たにしていました。
平和の誓い(詩)「本当に強いんなら、思いやりを忘れないで、弱いものの痛みに気づいてほしい。憎しみだけじゃ悲しすぎる。苦しみだけじゃ耐えられない。みんなの笑顔をずっと見ていたいから。だから、守っていこう、この世界を。きれいな海が、再び死者で埋もれることのないように」
遺族「一番安全であるべきである学校で、学校に来て事故に遭って亡くなって、悔やんでも悔やみきれない」
児童「なぜこの人たちは亡くならないといけなかったのか、罪は無いのにと思いました」
59年経っても癒えない心の傷が、事故の悲惨さを今に伝えています。