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暴力や性被害から子どもを守ろうと、浦添市でシンポジウムが6月28日に開かれました。
国が呼びかける子どもの未来応援基金の支援事業の一環として開かれたシンポジウム。基調講演では、性被害当事者のほしおか十色さんが、自身が幼少期に父親から性的虐待を受け続けていた時は「母親を守るために隠すことに必死だった」と当時の苦しい心境などを語りました。
また、ほしおかさんは、自身が小学生の卒業文集で書いた作文を紹介した上で、一見見落としがちな子どもの小さなサインに周りの大人が気付いて声をかけてほしい、当事者には周りに助けを求めてほしいと訴えました。
また、8月に完成するドキュメンタリーDVDのダイジェストも上映され、会場に足を運んだ人たちは時折、体験談に涙をぬぐいながら、真剣な表情で話に聞き入っていました。