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世界自然遺産の地域連絡会議で「延期」勧告の説明

世界自然遺産の登録に向け、自然保護など管理のあり方を話し合う地域連絡会議が鹿児島県で開かれ、登録を「延期」とする勧告となった理由について説明しました。

会議は鹿児島の奄美市で27日に開かれ鹿児島・沖縄両県の自治体や環境省などが参加しました。奄美・沖縄の世界自然遺産登録を巡ってはユネスコの諮問機関が、先月3日に沖縄の北部訓練場の返還地も推薦地に含める必要性などを理由にあげて、登録の「延期」を勧告しています。

環境省自然環境計画課奥田直久課長「最短かつ確実に登録を実現するために目指していきたいと思っておりますので各市長村長のみなさまにも協力をお願いして環境省と関係機関とともにやっていきたい」

27日の会議で環境省はひとつひとつ課題をクリアし、2年後には必ず世界自然遺産の登録を成し遂げたいと伝えていました。