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沖縄戦で犠牲になった台湾出身者の慰霊祭が24日、糸満市の平和祈念公園で行われました。
日本台湾基金会によりますと、沖縄戦で犠牲になった台湾出身者は3万人とも言われていますが、平和の礎への刻銘は34人しかないうえ、戦没者を祭る塔が戦後70年なかったことからおととし「台湾之塔」が建立されました。
24日の慰霊祭では、台湾出身の戦没者を追悼するため李登輝元総統が書いた「為国作見證」の石碑の除幕式も行われ李元総統も参列。
李元総統は「先人の行いは私たちの生きる道標であり命をもって示してくれたもの。平和や自由が続くことを願っている」と、石碑に込めた思いについて説明していました。