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沖縄戦から73年の慰霊の日を迎えた23日、翁長知事は安倍総理の前で辺野古新基地建設を見直すよう訴えました。
沖縄戦最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和の礎には、朝早くから多くの人が訪れました。
父を亡くした女性「石が箱の中に入って、戦死したという通知だけ。刻まれている父の名前を見たら、ものすごくこみ上げるものがあります」
この後開かれた戦没者追悼式には闘病中の翁長知事も出席。安倍総理の目の前で辺野古阻止への決意を表明しました。
翁長雄志知事「『辺野古に新基地を造らせない』という私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません」
これに対し、安倍総理は。
安倍晋三総理大臣「『できることは全て行う』。引き続き、この方針の下、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります」
政府は8月から辺野古の海で土砂投入を始めると通知していて、2018年も鎮魂の場には沖縄と政府の緊迫した空気が漂っていました。