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国内最大の繁殖地渡嘉敷村のナガンヌ島では、2018年もアジサシの子育てが始まっています。この小さな命を守るための勉強会が開かれました。
那覇から約20分程にあるナガンヌ島。毎年この時季オーストラリアから飛来したアジサシが子育てのためやってきます。
県は5月30日、アジサシの保全に取り組む地元の鳥獣保護管理員など11人が参加してのアジサシを守るための取り組みを話し合いました。
普段は立ち入りが禁止されている繁殖地に到着すると、2つの卵を発見!ご覧のようにアジサシの卵は保護色で目立たないため、島を訪れる人が興味本位で巣に近づき、誤って踏んでしまうこともあるそうです。
また、人が巣に近づくと親鳥は卵を温めなくなります。
山階鳥類研究所尾崎清明副所長は「人の影響を非常に受けやすい鳥なのでできるだけアジサシ類が群れているようなところ襲ってくるようなところには長時間滞在しないようにしていただきたい」と話していました。
県や村では今後、外国語表記の看板を作るなど、保全に力を入れる方針です。