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高校野球の招待試合です。この夏の沖縄大会のシード校が、名門・明徳義塾に挑みました。
春のセンバツ大会にも出場した強豪・明徳義塾を招いて行われたことしの招待試合。この夏の第2シード・興南は夏のエースナンバー候補・藤木琉悠が先発。
興南・藤木琉悠選手「相手はあの明徳ということで、チームとしては甲子園での決勝戦をイメージしていこうというふうにミーティングがあった」
名門相手に、甲子園の決勝の舞台を重ねたこの試合。藤木は臆することなく、圧巻の投球を披露。2回には3者連続三振を奪うと、続く興南の攻撃ではチャンスで打席が回ってきます。
自らのバットで先制点!ここから藤木の勢いは止まらず。同じ腕の振りから繰り出すストレートと変化球のコンビネーションで明徳打線を翻弄。
自身初の完封勝利と夏に向け、勢いづく試合となりました。
興南・藤木琉悠選手「最後まで投げ切れたというのは夏に向けて良い材料になったと思うので(最後の夏)全員野球で取りに行きたいと思います」
一方、この夏の第1シード・KBC未来沖縄は戦力強化をテーマに、春季大会とはメンバーを変えて挑みましたが1回から明徳打線に得点を許すなど、序盤だけで3失点。
打線は2点を追いかける6回、宮城晴(みやぎ・せい)のタイムリーで1点差に迫るとなおも逆転のチャンス。
あと一本が出なかった未来沖縄。投打に課題を見つけた試合となりました。なお、そのほか2試合は御覧の結果となっています。