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ジュゴン保護団体

ジュゴンの海を守ってほしい。5月18日環境保護団体が県に、埋め立て承認の撤回実現を要請しました。

ジュゴン保護団体は、県に対し翁長知事宛の要請書を手渡し、県が防衛局に対し事前協議を求め、応じなければ、聴聞を行うなど埋め立て承認撤回に向けすぐに行動を起こすよう求めました。

海勢頭豊代表は「アメリカの裁判が6月の28日頃に結審という状況を迎えているので、それを逆算すると今、県のほうが承認撤回に向けて動いてくれないと間に合わないという危機的状況にある」と話しました。

沖縄防衛局は2017年7月の環境監視等委員会で、本島北部周辺の海域で確認されていたジュゴン3頭のうち1頭が2015年6月以降、姿を見せなくなっていることを報告していますが、辺野古新基地建設の「工事の影響ではない」としています。

要請を受け、県の担当者は、「新基地を作らせないという知事の公約実現に向けて、やるべきことをやっていきたい」と述べました。