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翁長知事退院 診断はすい臓がん「責任全うしたい」

4月21日にすい臓の腫瘍切除手術を受け入院していた翁長知事が15日、退院しました。会見で翁長知事は、すい臓がんと診断されたことを明らかにした上で「責任を全うしたい」と公務復帰に意欲を示しました。

翁長知事は15日午前、病院関係者や報道陣が見守る中、およそ1カ月を過ごした浦添市内の病院を後にしました。退院したその足で県庁に到着した翁長知事、午後には記者会見に臨み、腫瘍はステージ2のすい臓がんだったことを明らかにしました。

翁長知事は「診断結果を受け(今後は)再発や転移を抑える治療を行う予定です。一日も早く公務に復帰し、そして私に与えられた知事としての責任を全うしたいと考えています」と話しました。ただ、注目される知事選への対応については、明らかにしませんでした。

菅官房長官は「翁長知事には是非早く健康な体に戻ってほしい。こういうふうに考えています」と話しました。

翁長知事退院 診断はすい臓がん「責任全うしたい」

県民は「元気になってもう一期でもやってもらいたい」「体調が万全じゃないと厳しいと思う。任期の間は頑張ってもらいたいが、次期はどうですかね」「やっぱり元気じゃないと困るという不安はある」などと話していました。

知事は今後、抗がん剤治療やリハビリを続けながら、徐々に公務復帰を目指すということです。