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沖縄のジュゴンを守るため辺野古の海を保護すべきとして県は19日、アメリカ国防総省に協議を求める文書を送りました。
文書では、生息が確認されているジュゴン3頭のうち3年近く目撃されていない個体がいるといった懸念すべき報告があるにも関わらず、新基地建設が進んでいると指摘しています。
そのうえで、アメリカ政府機関の海外での活動が貴重な生き物などに与える影響を考慮すべきとする国家歴史保存法に基づき、ジュゴンの保護について県と協議するよう要請しました。
アメリカ国内では、この法律に基づき自然保護団体が国防総省を訴えている裁判の差し戻し審が6月末にも始まる見通しで、協議が実現すれば裁判に影響を与える可能性もあります。
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