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3月から合同企業説明会が解禁され、学生の就職活動が本格化しています。17日に開かれた説明会は、少し変わった形だったようです。
比嘉夏希記者「来年春に卒業する学生を対象とした合同企業説明会。ある業界に特化しているんです」
17日に宜野湾市で開かれた企業説明会には、県内のホテルや飲食店など観光業界の20社が参加しました。求人おきなわでは2018年に初めて、こうした業界特化型の説明会を開催。今、好調な業界に対象を絞ることで採用率を高めたいという狙いがあります。
求人おきなわ営業部の島袋聖也課長は「学生にもよりよく知ってもらえますし(企業にとっては)ある程度興味を持って来る学生が参加するのでマッチング率が高くなる」と話しました。
またここ数年、外国人留学生の参加も増えてきているようです。ベトナム人留学生は「もっと文化とかを勉強したいので観光の会社に入りたいです」と話しました。
ところで県内の新規学卒者の内定率は有効求人倍率の上昇などの理由から近年大幅に伸びていて、今後も売り手市場が続く見込みです。会場では、働く姿をイメージしてもらおうと、自社の制服をアピールする試着体験コーナーも。この業界特化型の合同企業説明会。18日はIT・情報通信分野の企業16社を集めて行われます。