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きのう告示された沖縄市長選挙。現職に新人が挑む一騎打ちとなります。立候補者の訴えをお伝えします。
諸見里宏美候補「市民の暮らしに直結するものに市税を投じていく。贅沢な箱モノはいらない」
桑江朝千夫候補「アリーナが出来るかできないかも、沖縄市が前に進むのか後退りするのかも、この一週間で決まります」
今回の沖縄市長選挙。泡瀬干潟埋め立て問題や、嘉手納基地の爆音問題などは影を潜め、両候補の訴えは、1万人収容のアリーナ建設事業の是非を問うものとなっています。
諸見里宏美候補「箱モノではなく、人。箱モノではなく、命。真に市民が主役の沖縄市を共につくってまいりましょう」
桑江朝千夫候補「新しい賑わいの場を創出し、このアリーナで新しい形の街づくりを始めるんです」
この選挙、秋の県知事選をにらみ、自民と公明は政府、党本部挙げて桑江さんを支援。一方、翁長知事を支える県政与党は南城市以外で続く連敗阻止に向けた取り組みを見せています。
富川盛武副知事「アリーナよりは足元の中心市街地の活性化が大事でありませんか。翁長知事は強く強く諸見里さんを応援しております」
橋本聖子自民党参議院議員会長「1万人規模のアリーナというのは全国各地を見てもあまりありません。自由民主党は全力を掲げて桑江さんの4年間の政策に、その実現に向けて努力していく」
アリーナばかりがクローズアップされる沖縄市長選。市民の関心はどこにあるのか、22日の投票の結果が注目されます。