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2011年に発見された琉球王国時代の王子の邸宅・中城御殿跡の発掘調査説明会が14日、首里高校の敷地内で行われました。
中城御殿は1600年代前半、尚豊王が跡継ぎの邸宅として建設したもので、200年以上にわたりおよそ10人の王子たちが暮らしました。
首里高校の敷地内にある屋敷跡からは、ウミイシと呼ばれる白い石灰岩と黄色い琉球石灰岩を使った特徴的な石積みが発掘されたほか、中国や日本本土各地で作られた陶器の破片、豪華な金箔が施された飾り金具の一部なども見つかっています。
14日、見学に訪れた人々は調査担当者の説明を聞きながら、琉球王国時代の歴史ロマンに思いを馳せていました。