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きょうから始まる新コーナーです。わたしたちQプラスのキャスター陣が県内各地を訪ねる名付けて「お散歩プラス」。記念すべき1回目は、わたし、金城美優です。これから私が向かうのは粟国島。

お散歩プラス #1 粟国島

那覇から北西におよそ60キロ。船でゆられること2時間あまり。粟国島が見えてきました。島の東側には白い砂浜、そして西側は断崖絶壁。ずっと気になっていた島・粟国島へ初散歩です。

お散歩プラス #1 粟国島

何やら、人が集まっています。

金城美優「これは何の横断幕ですか?」『粟国幼小中学校の新職員のお出迎えです』

お散歩プラス #1 粟国島

出会いの春を迎えた粟国島島を案内してくれるのは観光協会の名物案内人、四方正良さん。粟国の自然に魅了され、移住。星空観測のスペシャリストです

お散歩プラス #1 粟国島

四方正良さん「もともと粟国のできた経緯が火山活動。溶岩だったり、火山灰が堆積してできた島になります」

その痕跡が残る場所に案内していただきました。

お散歩プラス #1 粟国島

金城美優「うわーすごい」

四方正良さん「右の壁も火山の噴火でできた壁です」

四方正良さん「(Q:これ大体何年前?)500万年前といわれています。粟国島の近くですと久米島でも同じ時代の火山活動の痕跡がみられるところがあるが、大規模で見られるのは粟国だけ」

金城美優「500万年前の歴史がここに。さわっとこ。ザラザラしています」

さまざまな年代の地層がダイナミックな景色を織りなし、かつて火山活動が活発だった粟国島のなごりを見ることができます。

金城美優「自然が作ったものなんですね。自然のエネルギーを感じますね。ここに来ると」

四方正良さん「昔の地球が活動していたころ、地球の営み、生きていた証拠が(みられる)」

お散歩プラス #1 粟国島

町の中を歩いていると、存在感のある植物が…。ソテツです。

四方正良さん「この島はソテツの島ともいわれていて、昔食材が乏しい頃、川がないので作物が取れないので、飢饉のときはソテツを食べてしのいでいた」

お散歩プラス #1 粟国島

そのソテツの実を使って、お味噌を作られているというのですが。さっそく案内してもらいました。この日は島のおばぁ3人で作業中。でもいったいどこにソテツが?

金城美優「これがソテツの実ですか?」

安谷屋英子さん「ソテツの実は麹に使うんです。アク抜きをして、砕いたものをコメと混ぜて、それから蒸して発酵させて麹を作るんです」

お散歩プラス #1 粟国島

重いものを動かすことも多くかなりの重労働。わたしも少しお手伝いをしたのですが。

金城美優「意外と体力いりますね。ちょっとしかやっていないのに暑い。汗かきました」

お散歩プラス #1 粟国島

金城美優「おにぎりを持ってきたのですが、味噌をつけて食べたいのですが」

お散歩プラス #1 粟国島

安谷屋英子さん「真心こめて作ってますから」

代々受け継がれる母の味。そこには島のおばぁの愛情と粟国島との深い関係がたくさん詰まっていました。

今回はここまで。次回も私、金城美優が粟国島の魅力をご案内します!

お散歩プラス #1 粟国島