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闘牛の骨を使って制作した三線を寄贈

沖縄市の老舗楽器店が闘牛の骨を使った三線を制作し、完成品を市に寄贈しました。三線を寄贈したのは、沖縄市内で40年営業を続けている老舗の「新崎太鼓三味線店」です。

この店では「チラ」の部分に施した梅の花の模様と音を調節する「カラクイ」の先の部分に闘牛の骨を使って三線を制作しました。

象牙に代わる材料で三線をつくれないかと考えたのがきっかけで、骨に含まれる脂を取り除くために試行錯誤を繰りし、3年近くかけて完成させました。

新崎太鼓三味線店の新崎松雄会長は「大事に使ってほしいなというのが一番の思いです」と話しました。

市では、寄贈された三線を一番街にある音楽資料館に展示し、誰でも自由に手に取って弾けるようにするということです。