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チビチリガマで慰霊祭

沖縄戦当時、住民の集団自決があった読谷村のチビチリガマで、7日、慰霊祭が行われました。

読谷村のチビチリガマでは、当時の生存者や遺族、村役場の職員などおよそ20人が参列し、壕の中の納骨堂に手を合わせ、73年前に集団自決で亡くなった地域住民の死を悼みました。

チビチリガマでは、2017年9月、少年4人が掲げられている看板や千羽鶴など、壕の中を荒らす事件があり、その事件以降、今回が初めての慰霊祭となりました。

壕の入り口には、事件を起こした少年たちが作った野仏12体が安置されていて、犠牲者の御霊を鎮魂しています。

遺族会の与那覇徳雄会長が、少年たちの謝罪文を読み上げ、「彼らは、この場所がどういう所か分かっていなかった」と話し、歴史を伝えていくことの重要性を話しました。