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経済的な理由で県内での進学を諦める高校生を支援しようと、那覇市が入学金などを全額支給する給付型の奨学金制度を設けることになりました。
県内では2017年、高校生の大学進学率が39.5%と、全国平均の54.7%を大きく下回っていて、進学を諦める理由として経済的な負担が指摘されています。
那覇市による給付型の奨学金制度は、2019年4月に県内の大学や専門学校に進学を希望する高校生10人を対象に、入学支度金で1人28万2000円。授業料では1人年間72万円をそれぞれ上限に、全額支給するものです。
両親が那覇市内に住んでいることが条件ですが、市では近日中に申し込み方法などをまとめ、市のホームページや学校に通知したいとしています。