こんばんは、まずは女子野球から今回で5回目となった沖縄大会で、これが一緒にプレーできる最後の試合となった仲良し3人組を追いかけました。
さらに、派手なパフォーマンスのエクストリームバイクで世界を目指す選手の挑戦と合わせてどうぞ!
この週末、恩納村で行われたのは女子の!女子による!女子のための野球大会!
開会式は同時開催の女子サッカー大会と合わせて行われ集った人数は700人!(※軟式野球は男子含む)
より華やかな幕開けとなりました。
この大会に第1回から出場しているのが「沖縄ティーダバル」チームの中核を担うのが、友利南海(ともり・みなみ)新垣友稀(あらかき・ゆき)粟国由菜(あぐに・ゆうな)の19歳トリオ。
3人は中学1年の時にこのチームで出会いこれまで7年間、一緒にプレーをしてきましたがこの春、粟国が就職で沖縄を離れることが決まり3人揃って試合に出られるのは、昨日が最後となりました。
友利南海選手「ちょっと寂しい気持ちはありますね」
粟国由菜選手「この3人でできるのも最後だと思っているので笑いながら終わりたいと思っています」
3人の集大成となる最後の試合。1回、2アウトから3番・友利。チャンスを作り、4番の粟国に回します。しかし先制点はなりません。
それでも、1点を追いかける3回、ノーアウト1・2塁のチャンスで3番・友利が送りバント。4番・粟国がフォアボールを選び、チャンスを広げると5番・新垣!
すぐさま同点に追いつきます。その後点を取り合い、リードして迎えた5回表ティーダバルの投手陣が相手打線につかまるとミスも重なり大量失点。それでも3人は笑顔で声を掛け続けます。
友利南海選手「お腹空いたなぁみたいな」
粟国由菜選手「ちょっとジョークを交えながらピッチャーがリラックスするように」
新垣友稀選手「何も考えなくていいよみたいな自分が一番まともに声をかけていたと思います」
声かけが功を奏したか、何とか猛攻を止めます。
最後の攻撃では4番・粟国、5番・新垣と良い当たりを放ちましたが反撃はならず。
それでもその表情は晴れ晴れとしていました。
友利南海選手「楽しいの一言です、また(粟国が)帰ってくるんであればそろって一緒にワイワイしながらプレー出来たら良いなと思っています」
新垣友稀選手「7年って長いようで短いなって初めて思いました」
粟国由菜選手「人間的にも成長して帰ってきたいなと思っています」
友利南海選手「一番真面目なこと言うやし」
華麗なバイクスタント。
「エクストリームバイク」と呼ばれるバイクパフォーマンスで、ヨーロッパやアメリカを中心にスポーツ競技として認められています。そんなスポーツにチャレンジし「世界の頂」を目指す選手が沖縄にいます。
与那原町出身の屋比久大(やびくだい)さんです。
Q始めたきっかけは?
屋比久大さん「2006年、YouTubeの動画を見たのがキッカケで自分でもできそうだなと思いましてやりました。ネットの情報と動画を見て、全部独学で・・・バイクの作り方からライディングテクニックまで、こんな感じかなってやったので別に誰にも教えてもらったことはない」
果たして、その実力とは?!
今回、バイクパフォーマンスを行ってもらう場所は与那原町にある「クリード西原マリンパーク」です。エクストリームバイクで使用されるのは排気量600CC以上の大型バイク。
しかし…通常のバイクとは、全く違います。
Qなぜここは凹んでいる?
屋比久大さん「タンクの上に立ったり座ったりするために凹んでいますシートに穴をあけてここに足を入れて立ちます」
エクストリームバイク使用の改造を行うだけで何と100万円近くかかっているそうなんです。では…早速、その実力をとくとご覧あれ。
エクストリームバイクでの技は大きく分けて4つ。前タイヤを上げて走る「ウイリー」を始め、後ろタイヤを上げて走る「ストッピー」、そして「バーンアウト」と呼ばれるドリフト走行。最後にタンクの上に座ったりする「アクロバット」です。
それらを組み合わせてパフォーマンスを行い、得点を競います。
屋比久大さん「この競技ってまだ知られていないマイナースポーツだと思う。こういうオートバイの楽しみ方があるよっていうのを知ってバイクを楽しんでもらえたらなと思っています」
Q将来の夢や目標は?
屋比久大さん「始めたばかりの夢で世界一のライダーになるというのが目標の1つ。その技術を高めて世界のコンテストで1番になるというのが夢」
華麗なスタントが魅力のエクストリームバイク。沖縄から世界へ。彼の挑戦はまだ始まったばかりです。