Qプラスリポートですこちらお行儀よく並んでいるのはセラピードッグたちです。可愛くて癒されますね。きょうは小さな体でそのセラピードッグと一緒に大きな夢に向かって奮闘する少女をご紹介しますそのキラキラ輝く瞳で見る夢とは・・・
施設訪問「きょうも前みたいにいっぱい遊びたいと思いますよろしくお願いいたします」
大人の中に混ざって、ぽつんと子供がひとり古謝志帆さん(こじゃしほ)小学5年生の女の子です。ワンちゃんたちと子供たちが楽しくはしゃいでるのは「セラピードッグ」の訪問活動です。
学校や福祉施設を訪問して、子ども達やお年寄りとの「ふれあい交流」を通し、命の尊さ、思いやりなどを伝えています。
コロニー児童デイサービス管理者新城清建さん「まだ幼いので言葉に出すのは苦手だけど、触れることによって、犬たちが寄ってきてくれることによって、表情が出て、声も出るようになってとてもいい影響になっている」
志帆さんは小さい頃から、犬好きのおばさんとドッグスクールに通ううち、犬の魅力にひかれていきました。そして9才の時、セラピードッグハンドラーの資格を取り、たくさんの人にそれを伝えるため、この活動をしています。
スカイドッグスクールトレーナー幸喜静香さんギャーギャーしない分すごく居心地がいいハンドラーなのかな。状況判断が上手な子なのではっと思う時に自分で行動ができる、そこも合格につながった
志帆さん「(Q志帆ちゃんはなんで犬が好きなんですか?)かっこいいから(Qどんなところが?)足早いところとか、ボールをキャッチする姿とかがかっこいいシェパードは」
シェパード!?そうなんです!志帆さん、これまではおばさんのワンちゃん、プードルと活動してきました。実は小さいころからドッグスクールでシェパードと過ごすうちそのカッコよさに惹かれ、あっというまに虜になっていきました!
シェパードといえば!機敏な動き!厳しい訓練にも耐える精神力!徹底した服従!
トレーナーたち「アイクの方が大きい志帆は大変だと思う」
そして去年、初めて志帆さんの家族となった愛犬のジャーマン・シェパードのアイクくん
志帆さん「ちょー小っちゃかったドッグスクールの犬が大きいのが意味わからなかった」
それが今では志帆さんよりも大きいですね~!
お父さん古謝直也さん「本人も部活で忙しく大変だけど、ちゃんとやらないといけない」
志帆さんの夢は、初めて飼った愛犬のアイクくんと一緒に、セラピードッグとして、施設を訪問すること。それには基本的なしつけがしっかりとできていないといけません。
トレーナー「今ちょうど生後十か月の男の子、中学生ぐらいの思春期、反抗期の時期、アイクの方が自分が上だよと常に主張している状況」
トレーナー「一緒に歩くことが一番大事、座れや待てより大事」
志帆さんとアイクくん。たくさんの訓練、試練を乗り越え、たくさんの人を笑顔にすることを目指して一緒に歩きはじめました。
志帆さん「アイクをセラピードッグにしてアイクを通して一人でも元気にしていきたい」