※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
辺野古工事の資材搬出に本部港が使われているのは違法だとして、市民団体のメンバーらが起こした住民監査請求について、県監査委員は13日付で住民の請求を退けました。
メンバーらは今年1月、辺野古の埋め立て工事に使用するための資材を搬出している本部港に民間企業の事務所や作業場が設置されていて、公共の港が不適切に使用されているとして住民監査請求を行いました。
これに対し、県監査委員は13日、本部港の使用許可に関する権限は本部町長に委譲されているなどとして、請求をすべて退けました。
一方で、監査委員は権限を委譲した場合でも、県は市町村と情報を共有し、説明責任を果たすよう努めるべきとする意見も付け加えました。