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沖縄戦の聞き取り活動を続けている広島県の大学生が、証言をまとめたDVDを制作し、県に贈呈しました
会見で広島経済大学の学生は「誰かに伝えないといけないなって思ってそれで僕の中で聞いただけで終わらせちゃいけないと思ってどういう形で伝えるかというのを苦労しました。」と話しました。
広島経済大学の学生たちは11年前から毎年県内の戦跡を巡り、女子学徒たちの証言を記録しました。
今回のDVDは元白梅学徒隊の中山きくさんが沖縄戦で逃げ惑った現場10カ所で話を聞き3年の歳月をかけて制作。
3月5日中山さんとともに県教育庁を訪ねDVDを贈呈しました。中山きくさんは「伝えてそれを受け取ってくれる若い人がいるというのが私の何よりも心強く思っています。」と話しました。
証言DVD約240枚は今後、県内の中学や高校などに配布されます。