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陸上自衛隊の警備部隊やミサイル部隊の配備が計画されている宮古島市で、3月4日市民向けの説明会が開かれました。
防衛省は、島の中央部に陸上自衛隊の警備部隊の駐屯地整備をすでに進めているほか、島の東の保良集落近くには、地対艦ミサイルの弾薬庫などを建設する方針です。
宮古島市で4日開かれた説明会では防衛省が、中国海軍の宮古近海での活動の活発化などを指摘したうえで、「南西諸島での自衛隊配置の空白を埋める」として配備に理解を求めました。
これに対し防衛省の担当者は、部隊配置の目的はあくまで「抑止力」だと繰り返した一方、有事の際に敵から宮古島を奪還する作戦について、「最後の最後にはそういうことも可能性としてある」として次のように述べました。「例えば戦闘機なり艦船なりをその地域に展開しまして、相手が自由にしゃしゃり出てこれないような、そういう態勢というものを作り上げると、ということのなかでまず戦闘が行われるような、そういうことをやっていくと」