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翁長知事は、辺野古の工事海域で見つかった希少なサンゴを別の場所に移植することを16日金曜日に許可しました。移植許可の理由は、「総合的な判断」でした。
翁長知事は、「長期の期間を費やしてまいりましたが、最終的には、沖縄県漁業調整規則における水産資源の保護培養の趣旨から総合的に判断して、本件申請を許可することと致しました」と述べました。
県が移植を許可したのは今後、工事が予定される海域に生息する絶滅危惧種「オキナワハマサンゴ」1群体です。知事は、「生態的な知見が十分に得られていない状況にあるため、今回の移植で得られる情報は重要だ」と説明しました。
さらに翁長知事は、「これまで『辺野古に新基地をつくらせない』との思いに、みじんも揺らぎはございません」とも述べました。
国は他にも希少なサンゴの移植について申請を出していて翁長知事は、今回許可した移植の経過を見た上で、今後の申請について厳正に審査し判断していきたいと述べました。