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いったい何度起きるのでしょうか2月9日午前、うるま市の伊計島の海岸で、オスプレイのエンジンの一部とみられる部品が見つかりました。飛行中に落下したとみられています。
県などによりますと、うるま市伊計島の大泊ビーチの海岸で、9日午前9時ごろ、ビーチを清掃していた人が、部品のようなものが海に浮いているのを発見しました。
第一発見者の真崎正さんは「プカプカ浮いていたので、すぐ引いてきて、ここまで持ってきた。ビックリしている。まさかオスプレイの部品とは思わないよね。(海の)シーズン中だったら、人がいっぱいるので大変だった」と話しました。
現場は伊計島の西側に面した浜で、第一発見者の男性によりますと沖縄本島との間の海や島の上空はアメリカ軍機が頻繁に飛行しているということです。
また県などによりますとこの部品はアメリカ海兵隊のMV22オスプレイの右側エンジンの空気を取り入れる吸気口のカバーとみられ、直径は約1メートル、重さは約5キロありました。
8日午前、この機体が普天間基地に戻っているのが確認されているということです。
事故を受け小野寺防衛大臣は「私どもとしては、8日発生した事案ということで通常であれば日本側に何らかの報告があって然るべきだがこちら側の問い合わせに対して認めた形になるのでその辺の経緯については米側にしっかり質したいと思っています」と話しました。
部品が流れ着いた詳しい経緯などはわかっていません。伊計島の海岸には、2017年1月と1月も普天間基地所属の不時着が続き、島の住民らが抗議集会を開いて飛行ルートの変更を決議したばかりでした。