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アメリカ軍ヘリの窓が落下した事故のあと、運動場の使用を見合わせていた普天間第二小学校で、6日、運動場の使用が再開されました。
アメリカ軍ヘリの窓が落下した事故のあと、児童の避難訓練を行って運動場の使用再開を目指してきた普天間第二小では、6年生のクラスが運動場でサッカーをする様子がみられ、およそ2カ月ぶりの運動場での授業再開となりました。
安全対策として新たに避難用の工作物も設置される予定ですが、保護者会では不安が残るとして再開に反対の意見も多く出ています。
一方、県議会の代表は6日午前、キャンプフォスターを訪れ、学校や住宅など民間地上空での飛行訓練の中止などを求める抗議決議を手渡しました。
対応した、海兵隊のダリン・クラーク大佐は、ヘリコプターの機体のチェック態勢を強化したと述べた上で、学校など民間地の上空については「最大限、可能な限り飛ばない」との従来の説明を繰り返したということです。
仲宗根悟・米軍基地関係特別委員長は「私たち県議会も(米軍の)管理態勢そのものの機能が十分に果たしてないのではないかという懸念を持っていて、そこを払拭できるような態勢で(日本政府は)真摯にアメリカ軍側に要請、要望をしてもらいたい」と話しました。