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国指定史跡の浦添城跡で新たに石積み城壁が発掘され、22日、報道陣に公開されました。
城壁は、浦添城跡南側の石畳道の近くで見つかりました。高さ2メートル、長さ8メートルで、積石は10段を数えます。同じ幅の石が縦に真っ直ぐ積み上げられているのが、技術的な特徴だということです。
浦添城跡の城壁は、戦後、土木建築資材として持ち出され、ほとんど残っていないと考えられていましたが、今回、浦添市教育委員会の発掘調査により、良好な状態で発見されました。
担当者は、「浦添城跡の具体的な姿を復元するための貴重な資料になる」と話していました。浦添市教育委員会では、28日日曜日に一般向けの見学会を開催することにしています。