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「未納料金」などを語る特殊詐欺の被害が県内でも続いています。そうした中、被害を未然に防いだコンビニエンスストアの店員に1月17日感謝状が贈られました。
感謝状を贈られたのは、浦添市にあるファミリーマート宮城店の比嘉千賀子さんです。比嘉さんは、1月6日、「ネットの未納料金がある」などと約20万円のうその請求を受けた70年代の男性客がギフトカードを購入しようとしたところを不審に思い被害を未然に防いだということです。
ファミリーマート宮城店店員比嘉千賀子さん「普通に声かけしただけで、こんな賞状をもらえて、すごくびっくりしています。一人でも多く防げてうれしく思います」
比嘉さんはどこを不審に思ったのか。比嘉さん「私としては、年配の方がアマゾンカードをということ自体に、ちょっと、ん?と思って。何に使うんですかって聞いたんですが、買い物をしたと最初に言ってて」
防犯には、県警が県内すべてのコンビニに配布している防犯カードも一役買っていました。比嘉さん「(防犯カードが)レジの前にあったので、おじいちゃん、こういう感じのメール来てなかったかと聞いたら、そうそうという感じで」と当時の状況を話していました。
県内では2017年、特殊詐欺の被害は27件で被害総額は、7600万円あまりと4000万円ほど増加。そのうち架空請求による詐欺は17件と5件増えていて、県警では、注意を呼び掛けています。