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座り込みの抗議は5000日に達しました。
新基地建設が進む名護市辺野古では12月26日、抗議集会が開かれました。
辺野古での座り込みは現在、資材搬入への抗議とその排除が繰り返されているキャンプシュワブゲート前の運動が軸となっていますが、最初の座り込みはボーリング調査を阻止するため、2004年4月に辺野古漁港で始まりました。
それから13年あまり、キャンプシュワブのゲート前では26日、ヘリ基地反対協議会が抗議集会を主催し、500人が参加しました。
集会ではヘリ基地反対協の安次富浩さんが「団結すれば必ず勝てるという基礎を、私たちは闘いのなかで県民と一緒になって作り上げたと」と述べたほか、本部町から参加した人は「絶対あきらめなければなんとかなるんじゃないか」と話し、フリージャーナリストの屋良朝博さんは「なにもイデオロギーとか反米とか反なんとかという話じゃなくて、土地を返せと、海を壊すなという非常に根源的な訴え、だから長く続いていると思います。本質的な部分は変わらないはずだから、長くこれからも続いていくと思います」と話していました。
一方、政府は、反対運動を遠ざけるために新たに設置されたフロートの内部で26日も護岸工事を進め、座り込みテントからもその様子が確認されました。