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回顧2017(4) スポーツ

続いては、県内のことし1年を振りかえる「2017回顧」きょうは、スポーツです。県勢選手の大活躍に、寂しい引退などことしもプロアマ問わずたくさんのドラマがありました!

【宮里藍引退会見5月】

ことし、大きな衝撃とともに伝えられたのが宮里藍選手の引退表明。

宮里藍選手「プロである以上、結果は残したいですし、自分が求めてる理想としている姿はそこにはもうなかったのでこういう形になりました」

数々の功績を残した沖縄のヒロインは2004年ダイキンオーキッドでプロ転向後、初優勝。2010年には世界ランキング1位となるなど今につながる女子プロゴルフの人気を不動のものとしました。

宮里藍選手「ここまでプレーをしてきて、本当に…本当にたくさんの方にサポートしてもらえたことはすごくうれしかったですし、本当に選手としても本当に幸せだったと思っています」

【宮里優作賞金王!12月】

その、妹・藍さんの引退に華を添える活躍を見せたのが兄の宮里優作選手!賞金ランキング2位で迎えたツアー最終戦。

逆転での賞金王は優勝しかないという厳しい条件の中で圧巻のプレーを見せます。通算-15、2位に6打差をつけ今季4勝目をつかみ取り自身初の賞金王!さらに世界ランキングも50位に入り来年4月に行われるマスターズの出場権も手にしました!

宮里優作選手「このタイミングで賞金王になれたということはいろんなものを感じますけど、いい形で彼女(妹)を送り出せてよかったと思います」

【比嘉大吾初防衛】

県勢では25年ぶりに世界チャンピオンとなったボクシング・比嘉大吾選手。初の防衛戦では、フランス、トマ・マソンの固いガードに序盤は苦戦。それでも第7ラウンド!

この勝利で、負け知らずの14戦14勝。日本記録となる連続15KOまであと1つです!

比嘉大吾選手「リングの中では孤独ですけどチャンピオンになるには周りの力を借りないとなれないことなので本当に感謝しています」

セコンドについた具志堅用高会長が持つ13連続防衛の日本記録を越えるべく来年も戦い続けます。

【金城眞吉監督亡くなる11月】

回顧2017(4) スポーツ

一方、ボクシング界では寂しい話題もありました。ボクシング王国・沖縄の礎を築いた名監督金城眞吉さんが亡くなり、具志堅さんが弔辞を述べました

具志堅用高さん「こんなに早く、監督と別れるとは、本当に寂しいです。最後にもう一度、金城眞吉監督、ありがとう!さようなら」

【新生キングス、Bリーグ2年目のシーズン】

Bリーグ2年目のシーズンに挑んでいる琉球ゴールデンキングス。

佐々宜央新HCを迎え、選手も7人が入れ替わるなど生まれ変わった「新生キングス」は現在、西地区1位を突き進んでいます

【東浜巨投手最多勝&先輩後輩対決】

東浜巨投手「こうやって投げる機会をいただいたいうところでしっかりと結果を出せたというところは良かったと思います」

シーズン16勝をあげ、パ・リーグ最多勝!福岡ソフトバンクの日本一に大きく貢献した、東浜巨投手。日本シリーズで、沖縄を沸かせたのがこの対決!

同じ沖縄尚学出身!東浜投手と嶺井博希選手の先輩後輩対決が実現!この直接対決は先輩に軍配があがりました!

【夏の甲子園興南初戦8月】

そしてことしも熱かった高校野球。

激戦を制し、夏の甲子園に進んだのが興南。1年生左腕・宮城大弥が先発するなど注目されましたが、強打を誇る智弁和歌山に逆転を許し初戦敗退。

来年は節目の夏の甲子園100回大会。ぜひ沖縄旋風を巻き起こしてほしい!

【仲里優力えひめ国体&2020の主役たち】

回顧2017(4) スポーツ

選抜、JOCカップ、インターハイ、全国高校生グレコローマン選手権に続く高校5冠の偉業を目指し、挑んだえひめ国体決勝。

圧巻の試合運びで相手に得点を与えずテクニカルフォール勝ち県勢初の快挙・高校5冠を成し遂げました。

仲里優力選手「これからも練習を頑張って世界で勝てるような選手になりたいです」

【喜友名諒空手】

回顧2017(4) スポーツ

今まさに世界で勝ち続けているのが空手の劉衛流龍凰会・喜友名諒選手。

ことしも数々の国際大会で優勝し「世界王者」の名にふさわしい結果を残しました。先月、沖縄で行われた空手1シリーズAでもすべて5-0と圧勝。

その王者が目指すのは、やはりあの舞台。

喜友名諒選手「2020年のオリンピックの出場権を獲得して、その舞台で最高の結果を勝ち取りにいきたいと思っています」

開幕まで1000日を切った2020年東京オリンピック。多くの県勢選手が夢の舞台を目指し汗を流しています。

回顧2017(4) スポーツ

車いす陸上喜納翼選手「東京に向けて、1つ1つできることを頑張っていきたいと思います」

レスリング屋比久翔平選手「東京オリンピック、絶対自分が出て金メダルを獲ります、頑張ります」

回顧2017(4) スポーツ

金城歩未選手「東京パラリンピックに出場してメダルを獲得できるように頑張りたいです」

ことしも、プロアマ問わずアスリートの数だけドラマがあった沖縄スポーツ界。来年もきっと沖縄を沸かせてくれるに違いない。