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人材不足が課題の介護業界。23日、宜野湾市の介護施設で入社式が行われたんですが、新入社員はなんとロボットでした。
「ペッパー殿、平成29年11月23日をもってさんだん花グループの一員として採用します」
県内で医療・介護を手掛けるさんだん花グループで新たに採用されたのは、コミュニケーションロボットのペッパー10人。人材不足や労働環境の改善に取り組む中、人とロボットのワークシェアリングを実現しようと、県の承認を受けて導入しました。
ペッパーには独自に開発されたアプリケーションが搭載されていて、施設では今後体操の時間や認知症予防のためのレクリエーションなどを担当するということです。
ペッパーは「利用者様と一緒になって沢山の笑顔をさんだん花に咲かせたいと思っています。ゆたしくうにげーさびら」と挨拶していました。
介護業界で一度に多くのロボットが導入されるのは全国でも初めてで、関係者は業界のモデルケースになればと期待しています。