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県内から初の受賞を報告しました。県助産師会が、出産や育児の現場で活躍する企業、個人を表彰する「ひまわり褒賞」に県内の団体が受賞しました。
11月22日県庁を訪れ受賞を報告したのは、県助産師会会長の桑江喜代子さんら3人です。
「ひまわり褒賞」は、マタニティマークの普及や妊婦とその家族の支援を行うNPO法人ひまわりの会が母子保健に功績のあった個人や団体に贈るものです。
4年前、沖縄市に開設された県助産師会母子未来センターは、妊娠から子育てまで切れ目ない支援を行い母子保健の向上に大きく貢献しているとして、団体賞を受賞しました。
自身45年間、助産師として数多くの命を取り上げてきたという桑江会長は、受賞の喜びとともにこれからの子どもたちの未来への課題も提起しました。
報告した桑江喜代子会長は「子どもの貧困問題や10代の妊娠出産、保育園が足りないとか母子を取り巻く環境は決していい状況ではないです。会員が気持ちを一つにしてそれらの解決に向けて少しでも力になれたらと思っています」と話しました。
ひまわり褒賞は2009年に開設され、これまでにおよそ140の個人や企業などが受賞していますが、県内からの受賞は今回が初めてです。
県助産師会には250人の会員がいるということです。