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きょうは「いもの日」だとご存知でしたか。方言でイモを「イム」「ウム」と呼ぶことから「良いいも」のごろ合わせで、県がきょう11月16日を「いもの日」と定めているんです。読谷村ではこれに関連したイベントが行われました。
読谷村古堅小学校。子どもたちがおいしそうに食べているのは、村内で取れた紅イモ「沖夢紫」の天ぷら。「いもの日」に合わせて県内の多くの小中学校で県産イモを使った給食がふるまわれました。
そもそもイモ、カンショは今からおよそ400年前に嘉手納町出身の野國總菅によって、中国から日本へ初めて持ち込まれたと言われています。
県では8年前に「いもの日」を制定し、カンショの生産振興や消費拡大のためのPRをしてきました。
同じく読谷村の地域振興センターでは、各市町村で生産している品種の紹介や生産現場での試みと課題を報告する講演会が行われました。
戦後の食糧難を支えたカンショは食生活の変化とともに生産は減少し、近年県内での収穫量は年間4500トン前後で推移しています。作付面積が最も大きいのは読谷村で、生産されたイモの多くは村内の菓子メーカーなどで加工用として利用されています。
県では、加工品や土産用の菓子類によって県産カンショの認知度が全国的に高まっていることから、今後も拠点産地や新品種の育成などを支援していきたいとしています。
児童「最後に食べます。(Qどうして?)大好きだからです」「地元のイモを食べることによって農家の人たちの気持ち(を感じたり)元気が出ると思うから、みんな好きだと思う」