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2016年度末現在、県内で若年性認知症と診断された人は1219人、介護認定されていない人を含めるとさらに多いといわれています。11日の介護の日を前に、認知症への対応や支援策を考える講演会が開かれました。
講演をしたのは40歳の時に若年性認知症と診断された大城勝史さん。「認知症」と診断された時の葛藤や今、どんな生活を送っているのか写真を交えて話しました。
大城さんは「いつも私が聞いているのは、私を見て認知症当事者だと思いましたか?と聞いています。それは見た目では認知症はわからないことと、認知症に対する偏見や誤解をなくしたいという思いからです」と話していました。
記憶を記録で残すため、毎日メモリーノートを付けてブログで発信しているという大城さん。社会のサポートと理解があれば、認知症患者も穏やかな日常生活が過ごせると話していました