迫力ある演奏華麗なダンスで魅了する動くコンサートともいわれているマーチングバンド。そんなマーチングの沖縄一、そして全国行きを決める大会、それがマーチング イン オキナワだ!
県内3つの高校がしのぎを削る中で、25年連続で県代表として全国大会に出場しているのが西原高校。華やかなショーを盛り上げるのは演奏だけではない。
音楽に合わせたスピード感あふれる動きが特徴の西原高校マーチングバンド部。
キャプテン・宮里花恋さん「演技自体も派手なショーが多いんですけど、人数が多いバンドに負けないような音量とか、スピードを速く動いたりっていうのを動けるようにしてるので、大人数と同じくらい大きく見せれると思います」
今回のショーのテーマは「レディ マドンナ」。1人の女性の喜びや苦悩を表現している。そして演奏に花を添えるのはマーチングになくてはならないカラーガードのダンサーたちだ。そしてショーには毎回、主人公が登場するのだが、今年初めて主人公を神谷さんが演じることになった。
神谷さん「最初は不安が大きくて、自分が本当に西原高校のカラーガードとして一人で踊っていいのかとか結構不安が大きかったんですけど、不安と同時にやってやるっていう気持ちもあって、もらったからには今年のショーは自分が仕上げるぐらいの気持ちをもってやりたい」
練習の最後には必ず本番と同じ流れでリハーサルが行われる。
神谷さん「まだまだ課題点がいっぱいあるので、明日からもっと課題をどんどん細かく出していって。1週間しかないんですけど、どんどん自分がレベルアップできるように。今日のことも踏まえて、明日から切り替えて進化していきたいなって思いました」
そしていよいよ本番当日。総勢25団体が出場するマーチング イン オキナワ会場では1700人の観客が熱い視線を送る。西原高校全国への切符を目指し、いざ、決戦へ!
神谷さん「自分の中で最高の演技が出ました。(Q:結果どんなかな?)ぶっちぎりで1位で全国大会の切符を勝ち取りたいなって思いました」
そして、結果発表…果たして全国への切符を勝ち取ることができるのか。
『25番、西原高等学校』
26回連続全国出場、沖縄の絶対王者の戦いはまだ終わらない。
神谷さん「呼ばれるまでは緊張で本当に大丈夫かなってちょっとは考えてたんですけど、自分たちが求めていたものが結果として審査員の方とかお客さんに認めてもらえたことが一番自分の中でうれしかったので、全国のお客さんが目が惹きつけられるようなソリストになれるように。歴代の中で1番輝けるソリストになれるように1か月で仕上げていきたいなと思います」
「全国大会にいくぞ~!お~!」