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辺野古への新基地建設が、アメリカの文化財保護法に違反するかどうかがアメリカの裁判所で争われている「ジュゴン訴訟」で、地裁への審理差し戻しが20日までに確定しました。
日本の環境保護団体などが辺野古での工事の差し止めなどを求めてアメリカ国防総省を訴えた「ジュゴン訴訟」では、一審でアメリカの裁判所には工事中止を命じる権限はないとした判決が出ましたが、2017年8月、連邦高裁が地裁に審理を差し戻していました。
その後、原告側によりますと、アメリカ国防総省はこの決定に異議を申し立てず、審理差し戻しが確定したということです。
差し戻し審では、ジュゴンの保護に関して国防総省が裁判所にのみ示していた報告書が原告にも開示され、審理される見通しです。