※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
世界自然遺産登録の候補地に推薦されているやんばる地域で、専門家による現地調査が10月16日から始まりました。
IUCN、国際自然保護連合が派遣した専門家、バスチャン・ベルツキーさんとスコット・パーキンさんの2人は16日朝、国頭村の大国林道近くで調査を開始。
やんばるの森を構成する照葉樹林の植生などについて、地元の専門家などから説明を受けていました。IUCNの調査員からは、「マングースの生息北限はこのあたりか」かや、「通っている林道はどれくらいあるか」など、質問する場面もありました。
世界自然遺産の候補地にはやんばるの一部のほか西表島や奄美大島、徳之島も含まれていて、調査メンバーは世界遺産登録を審査する研究者らに向けこれら琉球弧の島々の自然の価値をレポートにまとめ、年内にも報告する予定です。調査は西表島も含め金曜日まで行われます。