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伝統工芸品「東道盆」を現代のライフスタイルに合わせて紹介する展示会が、13日から15日の日程で、那覇市の沖縄タイムスビルで開かれています。
黒いお盆の枠を越えて形取られた牡丹の花。繊細に描かれた一枚一枚の花びらから出来上がる大輪の花が見る人を魅了します。
この展示会は、沖縄の漆文化の普及に取り組む工房が開いたもので、琉球王朝時代に中国からの使者をもてなすために使われていた伝統工芸品「東道盆」に、現代的なデザインを施した12点の作品を展示しています。
展示会を開いた漆実験工房の前田春城代表は、「古いものから新しいものまでの楽しさを感じつつ、(東道盆のある)空間の楽しさを感じてほしいと思います」と話していました。
展示会は15日までで、午後6時まで開かれています。